Echora の WAV から FLAC への変換ツールは、WAV の録音、ミックス、書き出し音声から FLAC のコピーを作成します。一般的な整数 PCM なら、FLAC を使って可逆圧縮で保存できます。厳密に保管したいファイルを置き換える前に、入力形式と出力の属性を確認してください。
オンライン変換は無料で、アカウントやクレジットは不要です。端末から WAV を 1 つずつアップロードして変換し、ソフトのインストールなしで FLAC をダウンロードできます。
WAV から FLAC へ、何を圧縮する?
WAV の一般的な内容は非圧縮 PCM ですが、同じ拡張子で別の符号化方式や浮動小数点サンプルを保存する場合もあります。FLAC は対応する PCM サンプルを可逆圧縮します。可逆圧縮で保持されるのは、エンコーダーに渡された音声データです。元の WAV のすべてのバイトや付加情報まで保持されるわけではありません。
このツールは WAV の音声を読み取り、FLAC にエンコードします。通常の用途は 16-bit または 24-bit の整数 PCM です。適切なビット深度、サンプルレート、チャンネル数を出力でも維持できれば、その音声サンプルを保てます。
| 比較項目 | 元の PCM WAV | FLAC の出力 |
|---|---|---|
| 音声の保存方法 | 非圧縮のサンプルデータ | 可逆圧縮したサンプルデータ |
| 精度 | 元のビット深度とサンプル形式 | 元データと照合する。すべての WAV が整数 PCM とは限らない |
| ファイルサイズ | 主に音声の設定と長さによる | 信号の圧縮しやすさにも左右される |
| 追加情報 | タグ、マーカー、その他のデータを含む場合がある | 音声以外の情報の完全な移行は保証しない |
WAV を FLAC に変換すると役立つ場面
PCM の録音を小さく保存する
長い録音やミックスを非圧縮 WAV で保存すると、多くの容量を使うことがあります。FLAC は適した PCM サンプルを保ちながら容量を減らせます。FLAC だけを残す前に、再生、音声の属性、録音の識別に必要な情報を確認してください。
指定された FLAC 形式で音声を渡す
受け取り手やプロジェクトが WAV ではなく FLAC を求める場合があります。形式は変換できますが、サンプルレート、ビット深度、チャンネル数、タグにも条件があるかもしれません。このページにはそれらを変更する設定がないため、実際の依頼内容と結果を照合してください。
編集に必要な WAV を残す
元の WAV の浮動小数点サンプル、マーカー、プロジェクト情報を必要とする作業もあります。そうした情報が重要なら、WAV とプロジェクトファイルを保管してください。編集ソフトが WAV に対応し、容量も問題なければ、追加のコピーは不要かもしれません。
WAV を FLAC にオンライン変換する手順
- WAV を 1 つアップロードします。 200MB 以下、30 分以内の .wav を選ぶかドラッグします。アップロード前にブラウザーが音声の長さを読み取れる必要があります。
- 変換を開始します。 アップロード完了後に変換ボタンを押します。出力は FLAC に設定済みで、サービスが既定のエンコード設定を使います。
- 試聴してダウンロードします。 処理が終わったら、ブラウザーが FLAC に対応していれば試聴し、保存したファイルを利用先のプレーヤーや編集ソフトで開きます。
1 回の処理につき 1 ファイルです。追加の WAV は改めてアップロードして送信してください。アップロードや処理の時間は、録音、通信状況、サービスの混雑によって変わります。
音声の属性と録音内容を確認する
FLAC のビット深度、サンプルレート、チャンネル数、長さを調べます。元が 24-bit PCM で、その精度が必要なら、出力も 24-bit かを確認してください。ビット深度、サンプルレート、圧縮レベルの選択項目はありません。
冒頭、小さな音の部分、大きな音の部分、末尾を聴きます。作業で使う曲名、マーカー、その他のメタデータも確認してください。音声サンプルの保持と、元の WAV 構造の保持は別の条件です。
WAV と FLAC はバイトの並びが異なるため、通常はファイル全体のチェックサムも一致しません。音声を厳密に保持できたか確認するには、元の精度を下げずに両方を同じ表現形式の PCM にデコードし、そのサンプルを比較します。容量、同じ名前、試聴だけではサンプル単位の一致を証明できません。
WAV から FLAC への変換は必ずロスレス?
FLAC は対応する整数 PCM のサンプルを捨てずに保存できます。一般的な 16-bit、24-bit の整数 PCM WAV が想定される用途です。ただし、ノイズやクリッピングのある録音が良い音になるわけではありません。
元のサンプル形式も重要です。FLAC の FAQ では、浮動小数点サンプルを直接保存できないと説明されています。浮動小数点 WAV は FLAC 化の前に精度の変換が必要になる場合があり、32-bit float 録音のすべての値が残るとは限りません。
以前に非可逆圧縮された音声から作った WAV も、FLAC に保存しただけでは欠けた細部を取り戻せません。正確なサンプル値、元の符号化方式、プロジェクト情報が必要な場合は原本を保管してください。
FLAC でどのくらい容量を減らせる?
一定の圧縮率はありません。FLAC のサイズは音声内容、サンプルレート、チャンネル数、ビット深度、設定によって変わります。大きく縮む録音もあれば、あまり小さくならない録音もあります。このページには目標容量の指定はありません。
圧縮はアップロード後に行うため、先に 元の WAV のサイズを確認してください。例えば 44.1kHz、ステレオ、16-bit PCM の 1 分間のサンプルデータは約 10.6MB です。毎秒 44,100 サンプル × 2 チャンネル × 2 バイト × 60 秒 ÷ 1,000,000 = 10.584MB で計算できます。
同じ条件で 20 分間なら、ヘッダーを除いて約 211.7MB です。30 分未満でも 200MB のアップロード上限を超えます。十進表記の数値は非圧縮の例を示しており、FLAC の出力容量の保証ではありません。大きな録音を変換する前に、実際のサイズと提出先の上限を確認してください。
よくある質問
WAV を FLAC に無料で変換できますか?
はい。アカウントやクレジットなしで、200MB 以下、30 分以内の WAV を 1 ファイルずつ変換できます。
WAV を音質劣化なしで FLAC に変換できますか?
適切な音声の設定が保たれれば、対応する整数 PCM サンプルを FLAC にロスレスで保存できます。ただし、すべての WAV の符号化方式や浮動小数点入力に同じことがいえるわけではありません。厳密なサンプル保持が必要なら、原本を保管して確認してください。
24-bit WAV は 16-bit FLAC になりますか?
24-bit の整数 PCM WAV は FLAC でも 24-bit を保てるため、必ず 16-bit に下がるわけではありません。手動のビット深度設定はないので、プロジェクトでその精度が必要な場合は出力の属性を調べてください。
FLAC の圧縮レベルや容量を選べますか?
いいえ。既定の設定を使い、圧縮レベル、ビットレート、目標サイズの選択項目はありません。実際の容量は元の音声とエンコードによって変わります。
WAV のメタデータやマーカーは保持されますか?
タグ、マーカー、その他の音声以外のデータの完全な移行は保証していません。プロジェクトで必要な情報を確認し、重要な場合は元の WAV を残してください。
.wav を .flac に改名するだけでも使えますか?
いいえ。改名しても音声の読み取りやエンコードは行われません。元の .wav をアップロードして、実際の FLAC ファイルを作成してください。
WAV のアップロードや FLAC のプレビューが失敗したらどうすればよいですか?
WAV が完全で読み取り可能か、容量と長さが上限内か、アップロードが完了したかを確認してください。アップロード前にはブラウザーが音声の長さを読める必要があります。変換が成功して FLAC のプレビューだけが失敗するなら、保存して対応プレーヤーで試してください。以前の入力が期限切れの場合は再アップロードします。
FLAC のコピーを作るなら、上のツールに WAV をアップロードし、元データを整理する前に変換後の音声を確認してください。